271 :名無しさん@おーぷん : 2014/10/26(日)22:19:04
ショーツ型で、ただ履くだけという(要はオムツスタイル)の生理用品がある。
私はそれの愛用者。
大学時代、付き合い始めたばかりの彼Aが突然朝私のマンションを訪ねてきた
(確かレポート写させてとかそんな理由だったと思う)。
私は寝起きでパジャマ姿、そしてズボンの端からオムツがはみ出ていた。
それを見た彼Aはショックを受けたらしい。急に余所余所しくなり、
後日「ああいうオムツみたいなのは履かないでほしい」と言って来た。
だけど私は、漏れない、夜中にパッドを変えなくていいという快適性を捨てきることができず、
それを拒否。結局、オムツに萎えたAから「別れよう」と言われた。





その後Aは、サークルの後輩と付き合い始めた。
けれどもある日、後輩が薬局で件のオムツ型生理用品を購入しているところを目撃。
その瞬間再び萎え、後輩とも破局した。
更にその後、Aは就職し、同僚の女性と付き合い始めた。
Aはその女性にベタ惚れで、結婚まで考えたのだけれど、案の定、その女性もオムツ愛用者だった。
Aはショック。だけど、そこで、ようやく
「オムツ型生理用品に拘っている俺がおかしいんじゃないのか……?
今まで付き合った女性は皆オムツを使っていた。
もしかして、あれはめちゃくちゃ便利でメジャーなものなのでは?」という考えに至った。
そして同僚と結婚。現在は幸せな新婚生活を送っている。

つい先日、たまたまAと再会した。
そしてAに上記のいきさつを説明された後、
「オムツがきもいだの、女を捨てているだのて言って申し訳なかった。
生理が大変な女性にとって、あれがどんなに便利なものかわかった。
というか生理用品に拘っている俺がきもかった。
こんな話をするのも不愉快かもしれないけれど、どうしても謝りたかった」
と言われた。
まさか、結婚してから元彼にオムツのことで謝られるとは思っていなかったわ。





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