他人の不幸は蜜の味

ごうごうと昼寝をするトメの耳元で
「俺の娘をいびるのは誰だ…呪ってやるぅ～…いびるのはやめろぉ～…」
「嫁子…嫁子…お母さんが守ってあげるからね～…トメ子に不幸が来るよ～…」
「トメ子～…トメ子～…呪ってやる～…トメ子～…呪ってやる～…」
トメは「うぉ…うぅ…すいませんすいませ…ん…」ってうなされてたｗｗｗ
真夜中、トメの部屋に行きトメを起こして心配そうに
「どうしたんですか？うなされてましたが…
あの、うちの母の夢見てたんですか？」、
昼間でもふっとトメの背中を方を見て
「あ…あれ？誰もいません…よね？あれ？」、
「昨日夢に両親が出て来て「安心しなさい」って言うんですよ～」、
もちろん昼寝の時には呪うｗ
何もして無くても汗びっしょりになってハッと飛び起きる様になったｗ
それからはとーーっても優しいお母様になってまるで腫物のような扱いになり、ひきつった笑顔で新居に送り出してくれましたｗ
一応引っ越しの前、昼寝中のトメに
「トメ子さんこれでいいんだよぉ～…もう出てこないよ～…
でもまたいびったらまた来るからねぇ～…おばあちゃんも一緒に来るからねぇ～…」
と呪ってあげたから大丈夫だよねｗ